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理学療法学科について

臨床チームの即戦力となる知識・技術・人間性を総合的に育てる

学内では臨床経験の豊富な講師の指導のもと実践重視の授業を展開。
講義と実習を効果的に組み合わせるカリキュラムで臨床スキルの高いスペシャリストを育てます。
生徒と教員の距離が近く、授業も実習も分かりやすいので、身に付くまでしっかりと学ぶことができます。

  • 理学療法の第一歩が「評価」。
    治療前後に患者様の身体の状態を測定し、比較検討する方法を学び、効果的な治療計画に役立てます。

  • 寝返りや起き上がりといった基本的な動作や、更衣・排泄などの身の回り動作について、病気の特性に応じた指導方法を学びます。

  • 失われた機能や能力を改善するために行われる関節可動域運動や筋力増強運動などの各種運動療法について学びます。

  • ヒトの関節がどう動くのか、精巧に作られた骨の模型を使って勉強します。

  • 骨格、筋肉、神経などのヒトの身体構造を学びます。標本を用いて学習した後には、実際の体で確認します。

  • 電気、熱、水、光などを利用した治療機器、マッサージなどによって、筋肉や神経に刺激を与え、運動機能の回復や痛みの緩和、リラクセーションを図る治療方法を学びます。

一部(昼間部)

3年制、定員40名

授業は月曜日から金曜日に1日4コマ(1コマ90分)を行っています。(年間に数時間土曜日授業あり)
1限目(9:30~11:00)、2限目(11:10~12:40)、3限目(13:30~15:00)、4限目(15:10~16:40)

【カリキュラム】

昼間部1年
基礎分野 心理学、生体工学、統計学・情報科学、保健体育、公衆衛生学、英語、医学英語、修辞学
昼間部1年専門基礎分野 人体の構造学、体表解剖学、人体の機能学、運動学、人間発達学、骨学実習、医学概論、一般臨床医学、リハビリテーション概論、社会福祉学
昼間部1年専門分野 理学療法概論、機能障害学、研究セミナー、保健医療福祉制度論、検査測定法、運動療法学、物理療法学、日常生活活動学、見学実習
昼間部2年
基礎分野 人間関係学
昼間部2年専門基礎分野 病理学、臨床心理学、内科学・老年学、整形外科学、神経内科学、脳神経外科学、精神医学、小児科学、リハビリテーション医療
昼間部2年専門分野 病態運動学、研究セミナー、検査測定法、理学療法評価法、臨床技能実習、運動療法学、物理療法学、義肢装具学、日常生活活動学、臨床理学療法セミナー、地域理学療法学、生活環境論、評価実習、実習前後評価
昼間部3年
基礎分野 基礎分野総合セミナー
昼間部3年専門基礎分野 専門基礎分野総合セミナー
昼間部3年専門分野 理学療法管理学、症例検討セミナー、専門分野総合セミナー、総合実習、通所訪問実習、実習前後評価

二部(夜間部)

4年制、定員40名

授業は月曜日から金曜日に1日2コマ(1コマ90分)で行っています。
1限目(17:30~19:00)、2限目(19:10~20:40) ※ただし、4年次は昼間部と同じ時間帯になります。

【カリキュラム】

夜間部1年
基礎分野 心理学、生体工学、統計学・情報科学、保健体育、修辞学
夜間部1年専門基礎分野 人体の構造学、体表解剖学、人体の機能学、運動学、人間発達学、骨学実習、医学概論、リハビリテーション概論、社会福祉学
夜間部1年専門分野 理学療法概論、機能障害学
夜間部2年
基礎分野 公衆衛生学、医学英語
夜間部2年専門基礎分野 体表解剖学、病理学、臨床心理学、一般臨床医学、内科学・老年学、整形外科学、神経内科学、脳神経外科学
昼間部2年専門分野 研究セミナー、保健医療福祉制度論、検査測定法、運動療法学、物理療法学、義肢装具学、日常生活活動学、生活環境論
夜間部3年
基礎分野 人間関係学
夜間部3年専門基礎分野 精神医学、小児科学、リハビリテーション医療
夜間部3年専門分野 病態運動学、研究セミナー、検査測定法、理学療法評価学、臨床技能実習、運動療法学、義肢装具学、日常生活活動学、臨床理学療法学、臨床理学療法セミナー、地域理学療法学、評価実習
夜間部4年生
基礎分野 基礎分野総合セミナー
夜間部4年生専門基礎分野 専門基礎分野総合セミナー
夜間部4年生専門分野 理学療法管理学、症例検討セミナー、専門分野総合セミナー、総合実習、通所訪問実習、実習前後評価

設備

普段の授業のまとめやセミナー活動のデータ管理をするときに、図書室やパソコン室を利用します。
歴史があるので、古くからの医学雑誌を製本したものが豊富に揃っています。
また、実技に必要な設備や環境も充分に整っています。

教員からの学科紹介

現場で求められる実践的教育が、最大の特徴

当校は医療法人珪山会の先代の理事長である鵜飼昌訓先生(外科医)が、病院など医療現場で必要とされている理学療法士を育成するため、設立した理学療法士養成校です。
このため当校の母体は病院を中心とした珪山会グループであり、この設立当初の精神を大切にしながら、その伝統を受け継いできました。
理学療法士養成の専門学校である当校は、「理学療法」という学問を単に習得する場ではなく、「理学療法」という学問を身につけた専門家、すなわち「理学療法士」に成長していくための場であります。ここでは、専門的な知識や技術を習うだけではなく、習った知識や技術を、障がいを持って生活に困っておられる方々に、適切に役立てることが重要になります。当校ではこの役立つ知識や技術をいかに修得するかに重きを置いています。

このためには、「いつでも最良の技術を持って奉仕するぞという心意気を育てること」、「障がいを持った方々や一緒に治療に携わるスタッフから信頼される医療人としての自覚を芽生えさせること」が大切であると考え、日々、教育に取り組んでおります。
こうした専門学校ならではの医療現場で求められる実践的教育が、当校の最大の特徴であります。
専任教員はすべて理学療法士です。高い志を持って、われわれの支援を求める方々のため、一緒に努力できる方を心よりお待ちしております。